京都大学免疫モニタリングセンター Kyoto University Immunomonitoring Center KICは、AMED SCARDA事業「ワクチン開発のための世界トップレベル研究開発拠点の形成事業」の京都大学ヒト免疫サポート機関として立ち上がりました。KICには免疫研究者に加えて、ゲノム医学研究者、ウイルス研究者、臨床医、など多彩な分野の世界トップレベル研究者が集います。一人一人での免疫システムの解析、すなわち「免疫モニタリング」を軸に、ヒト検体を用いた細密な研究を通じて、次のパンデミックで一人でも多くの命が救えるよう、必要な知識を創出、集積します。その延長線上にある、「ヒト免疫システムの包括的な理解」を目的とし、AMED SCARDA事業に参加する他の拠点、機関との連携や、世界の研究者、大学、研究機関との連携を推進し、世界に情報、成果を発信していきます。
マウスなどの動物モデルと異なり、ヒトは何十年もの人生の間、多くの感染症に罹患します。様々なワクチン接種を何度も受けます。地域によって食文化も違いますし、生活環境も異なります。風邪をひきやすい方、花粉症に悩む方、生活習慣病の方、どこか倦怠感の続く方、がんを患った方、乳児から百寿を迎えられた方、様々な方がおられます。最近の研究が明らかにしたことは、これら一人一人のゲノムが少しずつ違うように、免疫システムも少しずつ違う、ということです。ワクチンの効かない方、何度も感染してしまう方、感染して重症化してしまう方、これら様々な理由に免疫システムの違いが非常に大きく関わっています。動物モデルを用いた研究では、この多様な集団での違いを明らかにすることには限界があり、そのため一人一人の「ヒト」検体を用いた研究が非常に重要になります。
世界はポストコロナを迎えましたが、今後いつ次のパンデミックが来るかわかりません。そのパンデミックで最もリスクの高い方々はどのような方か、リスクが高い原因となっている理由は何なのか、どうすればその原因を除けるのか、その方々を守るためにどうすればよく効くワクチンを作ればよいのか。そもそも何をもってワクチンが「しっかりと効いている」と評価できるのか。まだまだ未知の分野が多く残されています。しっかりとした備えが必要です。
京都大学免疫モニタリングセンター Kyoto University Immunomonitoring Center KICは、AMED SCARDA事業「ワクチン開発のための世界トップレベル研究開発拠点の形成事業」の京都大学ヒト免疫サポート機関として立ち上がりました。KICには免疫研究者に加えて、ゲノム医学研究者、ウイルス研究者、臨床医、など多彩な分野の世界トップレベル研究者が集います。一人一人での免疫システムの解析、すなわち「免疫モニタリング」を軸に、ヒト検体を用いた細密な研究を通じて、次のパンデミックで一人でも多くの命が救えるよう、必要な知識を創出、集積します。その延長線上にある、「ヒト免疫システムの包括的な理解」を目的とし、AMED SCARDA事業に参加する他の拠点、機関との連携や、世界の研究者、大学、研究機関との連携を推進し、世界に情報、成果を発信していきます。